2005年11月23日02:55
「クールビズと職場のストレス」調査結果
ストレスマネジメントサービスを提供している株式会社ライフバランスマネジメントが、クールビズと職場のストレスに関するアンケート調査を実施しました。(web調査/有効回答数459名)
この結果、企業・団体で省エネ効果を狙って実施されたクールビズが、職場のストレス軽減にも貢献していることがわかりました。
今夏初めてクールビズを導入した企業が多かったものの、クールビズ導入によるストレスについては、約7割が「ストレスを感じなかった」と回答しています。
クールビズの実施率は高く、職場では約9割、回答者本人では約7割がクールビズを実施しており、また年代が上がるほどクールビズ実施率が高い傾向も見られました。
また、クールビズの実施によって、「体調が良くなった(約5割)」、「仕事の能率が良くなった(約4割)」といったプラスアルファの効果もあらわれました。これについては、内勤者よりも外勤者や営業職、そして40代、50代に顕著な傾向が見られたということです。
今後の実施については、この冬ウォームビズを実施したい人が約7割、来年クールビズを実施したいと思う人が約8割と、着こなし方による温度調節の取り組みが概ね受け入れられている状況がわかりました。
ライフバランスマネジメントでは、クールビズ・ウォームビズの導入に関しては、上から押し付けるのではなく、社員を含めた話し合いの機会を持ち、導入による効果を説明したり、自社のルールを議論することで、省エネ効果だけでなく社員のストレス軽減にも役立てることができる、とアドバイスしています。